年収は転職時に一番気になるところです。
特に30代ともなれば家庭がある人もいるでしょう。家計を火の車にしないためにも、どのぐらいの収入が変わるのかは転職前に知っておきたいところです。

また、どのくらいのスキルがあればいくらぐらいもらえるのかなど、気になるWEB業界の年収についてお話ししていきます。

※この記事では、主にコーダー・フロントエンドエンジニアの年収についてお話ししていきます。
デザイナーやディレクターなど他の職種の年収については取り上げておりません。

WEB業界全体の年収相場

まず前提として、年収は会社や勤務形態で変わるということは理解しておいてください。残業代やボーナスが出る会社もあれば特に出ない会社もあるので、そういったところでもらえる収入もずいぶん変わってきます。
なので、あくまで目安として考えて頂ければと思います。

まずコーダーの場合ですが、年収は300〜350万円ぐらいが大体の相場です。

この数字だけ見ると平均的なサラリーマンの年収よりも低く思えますが、コーダーという職種は未経験者を受け入れやすい職種というのもあり、平均的に年収が低くなってしまいます。

実際は、この業界に入ってから還暦までずっとコーダーしかしないということはほとんどないので、「年収が一生上がらない」というような心配はしなくても問題ありません。
基本的には、コーダーからフロントエンドエンジニアやテクニカルディレクター、またはマネージャーなどにみんな移行していきます。
ずっとコーダーという人は一度も会ったことはありませんが、コーダーをやりつづけていたとしてもそれなりに上位のコーダーになっているはずなので、年収もそれなりに上がっているはずです。

次にフロントエンドエンジニアの場合は、年収は400〜600万円ぐらいが大体の相場です。

やはりそれなりに専門的な知識がいる職種と考えられているため、コーダーに比べるとそれなりに収入は上がります。また、大体の会社がフロントエンドエンジニアをコーダーの上位職として考えているため、やはりコーダーからフロントエンドエンジニアを目指すというのが収入を上げる定石となっています。

さらに、フロントエンドだけでなくクリエイティブコーディング(canvasやwebGLなどを使った表現)やサーバーサイドの知識を持っているエンジニアは、相場を大きく超えて年収600〜1000万円、それ以上を稼げる可能性もあります。

また、テクニカルディレクターという職種も最近出てきました。
この人たちは主に、フロントやサーバーサイドの知識を持っており、関係各所とテクニカル面での仕様をまとめて設計したり、実装側の現場をまとめたりと、やることは多岐に渡ってきます。

テクニカルディレクターの場合、年収は600万円ぐらいが大体の相場です。

フロントエンドエンジニアが兼務でテクニカルディレクターをやったり、フロントエンドエンジニアがエンジニアを卒業してテクニカルディレクターになるということもあります。
こちらも専門的な知識が必要になるためそれなりに高収入な職種です。

いずれも、コーダーからそれぞれの職種にジョブチェンジしていかないとそれなりの収入は稼げない、というのが今のWEB業界の現状です。

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残業代は出るのか

収入と同じように、「残業代は出るのか」ということについては心配事の一つでしょう。

以前は出ないのが当たり前の状況だったのですが、最近はみなし残業という形で固定給にその分がプラスされています。
基本的に月45〜60時間以上働かないと、みなし残業以上の残業手当てはつかないような仕組みになっています。
とはいえ、45〜60時間以上働くとすると毎日終電近くまで働かなくてはいけない計算なので、基本的にはみなし残業代が一般的な残業代と考えていいでしょう。

つまりは、定時で帰れば得するということです。みんな定時で帰りましょう。

未経験・30代の場合の年収相場はいくらなのか

さて、みなさんが一番気になるのはここでしょう。
今皆さんがWEB業界に転職したらいくらぐらいもらえるのでしょうか。


未経験の場合、給与レンジはおそらく一番下からスタートすると思います。
なので、大体300万円ぐらいをベースに前後すると考えていいでしょう。

もしかしたら会社によっては未経験でも前職の年収を踏襲してそれ以上の年収を提示してくれるところはあるかもしれませんが、ほぼほぼ稀なケースです。
それ以上で交渉してしまうと、条件に合わないということで不採用になってしまう場合もあるので、この辺りは慎重に交渉してみましょう。